体にいい話

enの食材でよく使われるのが「マグロ」と「豚肉」。実は元築地マグロ問屋なのでマグロを使った料理には縁があります.

上手に食すれば体に良いことがたくさんです。たくさん食べてもエネルギーに変えてしまえば太りません。

マグロ

マグロには多量のDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれています。DHAは脳細胞の減少を抑え、情報の伝達がスムーズに行われるようになるため頭が良くなると言われています。日本人の知能が高いのも、日本人が魚を多く食べてきたことが理由のひとつだそうです。老人性痴呆症の患者にもDHAの効果があったという成果も報告されています。

ほかにも必須微量元素セレンが含まれています。セレンは脂肪の酸化や過酸化脂質の生成をおさえます。また、血管の老化予防に作用を促すビタミンEと共に過酸化脂質を分解するとのことです。さらにはガンの予防や狭心症、心筋梗塞の予防にも効果があると言われています。

豚肉

豚肉は牛肉と比べると約10倍のビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は糖質の代謝や神経の働きに関係しているため、イライラを防ぎ疲労回復に効果 があります。しかし、食べ過ぎると疲労のもとになるピルビン酸が増え、体内の水素と結びついて疲労物質の乳酸がたまります。その場合、クエン酸を多く含むレモン等と一緒に摂ると、ピルビン酸はクエン酸に変化し、エネルギーに変わります。

中国では豚は捨てるところが無いとされているほどよく料理に使われています。古くから中国の影響を受けている沖縄で長寿が多いのも豚肉、昆布を多く食べているからだと言われています。